目次
作品情報
📝 作品説明
俺は偶然催●アプリを手に入れた。他人を操ることが出来るアプリだ。これがあれば今まで彼女とかに全く縁の無かった俺でも、彼女を作ることが出来るかもしれない。「でも、コレ、本物か……？」入れた覚えのないアプリが入ってる、それも催●って……。「おはようございます！」「あ、あぁ、おはよう」近所に住んでいる西連寺春菜ちゃんが今日も元気に挨拶をしてくれた。たまたま犬の散歩をしているときに仲良くなった程度の存在だけど、こうしてニコニコと話しかけてくれると、なんだか平凡な俺の一日がとても華やかなものだと錯覚しそうになる。（そう、錯覚だ）「聞いてくださいよ。昨日結城くんが……」春菜ちゃんからよく名前が挙がる結城くん。直接聞いたわけではないが、きっと春菜ちゃんは結城くんのことが好きなのだろう。もし、春菜ちゃんと結城くんとやらが付き合ったら？この幸せの時間、もしその結城くんと通学することになったら？当然俺に笑いかけてくれることは二度となくなってしまう。（俺の方が好きなのに……）「……さん、聞いてますか？」「あっ、ごめん。ぼーっとしてた」「もー！しっかりしてくださいよ！」（嫌だ……いやだ、いやだ！）俺は春菜ちゃ…